2011年5月23日月曜日

自然エネルギー

本日はTAJ本科コースbasic2最終日でした。
毎度の事ながら、最終日は気持ちが入りすぎてついつい話しすぎてしまいます。

発汗法についての説明をするとき、こんな時だからこそ、今一度考えたい事をお話しさせて頂きました。
アーユルヴェーダの古典には腐敗したドーシャを流動化させ、移動させやすくする効果がある為、パンチャカルマの前処置として油剤法(オイルの外用&内服)とあわせておこなわれるとあります。

発汗法で代表的なものはスチームバスですが、それ以外にも様々な方法が記されています。
温ためたハーブの湿布とか、コットンボールとか、温かいお風呂ももちろん含まれます。
それ以外にも布で身体を覆ったり、日光にあたったり、という非常に原始的な方法もあります。

私のサロンもそうですが、日本の多くのアーユルヴェーダサロンで導入されているドームサウナやヒートマットは効率よく発汗させられるのでとても便利です。

ただ、厳密には、アーユルヴェーダではできるだけ自然エネルギーを使う事がいいので、電気をつかった機械よりも自然のエネルギーを利用したもののほうが良い訳です。
アーユルヴェーダのオイルも、ガスより薪をつかった火でつくったオイルのほうがより良いオイルとされていますが、要は自然に近ければ近いほど身体には良いと考えているのだと思います。

今回の震災以降、計画停電があり、サロンは長い間稼働できませんでした。

また、原発事故による放射能汚染の問題が大きくなるにつれ、汚染から身を守る方法ももちろんですが、この先長い目でみて、生活の中のエネルギーのあり方を今一度考え直す時が来たと思います。

 現在は休業させて頂いていますが、7月中にはサロンワークの再開を予定しています。
その際には、できれば電気によるサウナの発汗ではない、自然のエネルギー(電気ではない)を利用した発汗を取り入れたいと思っています。



来週はこのイベントへ親子参加してきます。

東日本大震災チャリティーイベント
 『今こそ、日本再生』~希望の未来を切り開こう~

田中優さんのお話は何度聞いても勉強になります。

予約不要のチャリティイベントですので、お近くの方は是非!
今こそ皆で手を取り合って未来への希望へ繋げていきましょう。




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