2012年8月15日水曜日

心の状態

アーユルヴェーダでは心の状態を以下のように分類します。

サットヴァ(純粋性)
ラジャス(激質性)
タマス(惰質性 )

サットヴァな状態というのは、エネルギーバランスが整い、
とてもピュアで満たされている状態です。

ラジャスは、ヴァータドーシャやピッタドーシャのアンバランスにより
心に動きが有る状態。不安になったり、イライラしたり、常に心が動き落ち着きがない状態。

タマスは、カファドーシャのアンバランスから、どんよりと重く心の動きが止まった状態。知性に欠ける行動につながったりします。


私たちの身体機能を生じさせるエネルギー(ドーシャ)は、
普通に生活していても、そのバランスは常にゆらゆらと揺れている訳です。

ただし、正常なアグニ(消化力)をもち、栄養価の高い食事をして、日々正しい行い(ダルマ)を積み重ねている人は、このエネルギーのゆらぎを自分で調整できます。
ですので、病気にならず、心の状態もサットヴァでいられます。

今年の夏はとっても暑いので、
ピッタ(火)のエネルギーが過剰になりやすいと思います。
そして、火が身体の水分を蒸発させるかのように、ヴァータ(風)ドーシャもバランスを崩してしまい、身体のコンディションだけでなく、心にも変化を感じやすいかもしれません。

心が定まらないとき、
まずは定番の深呼吸。
そして、身体の声を聴いてみてください。
ちゃんと心の声が教えてくれるはずです。

もし声が聞こえてこなかったら、
アーユルヴェーダの智慧を利用してみてください。

イライラ、不安、動かずにいられない、何となく落ち着かない
そんな時は、活動ペースを落とし、温めのミルクや、ほどよい甘味のあるフルーツなどを食べてみてください。 そして落ち着くお好みの雰囲気でゆっくりと睡眠をとってください。
今まで常に動き続けていた心は落ち着きを取り戻すはずです。

心が重く、知性に欠け、自己本位になってしまっている
このような状態のときは、逆に身体を動かしていきます。 沢山汗をかくこと。外気に触れる事。飲食物は最小限にし、消化の良いアッサリした軽いものだけを食べてみます。
重みが抜けて、心が軽くなり、物事を楽観的にそして正しく受け取ることができるはずです。

そうしてサットヴァを手に入れた心は、だんだんその先の段階に進むと言われています。

その先???

一体どこでしょうか(笑)


続きはまた。。お楽しみに♪


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