2012年8月22日水曜日

薬理学クラスの様子

本日は、TAJスクール、アドバンスコース内薬理学クラス2日目でした。

このクラスの担当は、吉川美加先生。

毎回美しいケララチュリダースタイルで颯爽と登場してくれます。

クラスでは、本科基礎&実践で学んだアーユルヴェーダ基礎理論をもとに、インドハーブの薬理を学びます。

そして、実際に古典のレシピでつくるハーブオイル。

今日はKsheerabalaThailam(クシーラバラオイル)を作りました。

Ksheera=牛乳 Bala=バラー 
をセサミオイルに溶かし込んだオイルです。

Vata性疾患、婦人科系疾患に良いといわれるオイル。

とてもシンプルな材料なのですが、
作るとなるとなかなか大変なのです。

今日は500ML分のオイルを作るのに、約3時間かかりました。

私は、授業の進行を妨げぬよう、そしてオイルが焦げないよう朝10時から14時半(途中ランチ休憩少しあり)まで
キッチンで鍋をかき混ぜ続けていました。

最初はこんな風。
牛乳っぽい。


 火にかけかき混ぜ続けて約2時間で牛乳とハーブの煎じ液が固まり始めました。

さらに1時間ほど火にかけると、ひき肉のように変化します。

焦げる前にすかさず火をとめ、濾しますと。。

こんなに綺麗!!

毎回実習で作るたび、でき立てのオイルの放つ強力なパワーに圧倒されます。

因に濾した残りはこんな風でした。

見た目はひき肉そのもの(笑)
でもさわると砂のようにジャリジャリです。

作って分かるアーユルヴェーダオイルのすごさ。

自然の恵みを贅沢に、人の手で丁寧にオイル化されているのですから、
それはもう、素晴らしい訳ですよね。


TAJアーユルヴェーダスクールでは、ケララの伝統をそのままに、豊かな人間性をもつセラピスト養成をおこなっています。






 

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