2012年12月2日日曜日

風が吹く季節

最近は朝起きて、最初にする事が

ストーブのスイッチを入れること。

すっかり冬へと季節がシフトしました。

今年はながーい夏のお陰で、

うっかり「寒さ」という感覚を忘れそうになりましたが、

いやいや、こうしてちゃんと冷たい風が身にしみる、いつもの冬は来るのですね。 



アーユルヴェーダ的に、日本の晩秋〜冬は、ヴァータが増悪する季節と考え、


冷え、乾燥、疲労感、便秘、肩こり腰痛、神経痛、消化機能の低下、免疫力の低下、不安感、焦燥感、集中力低下、睡眠が浅いetc...


などの不調が現れやすい。

ヴァータ、というのはヴァーユ(Vayu)すなわち風という意味をもつサンスクリットが由来ですので、

体内の風エネルギー

と 捉えていいと思います。




今年の夏は本当に熱かったので、

このことが、体内のヴァータ蓄積を促進したと予測しています。

夏はピッタ(火) が刺激されて、体内の熱が一気にあがりますので、

熱は水を蒸発させ

これがヴァータの蓄積を引き起こし、

どんどん余分なヴァータが身体に溜まって

一気に冷え込みと空気の乾燥が進むこの季節に爆発!暴風になる!

というと、ちょっと過激ですが、まあ、そんなイメージです。


ですので、最近、急激に風邪やインフルエンザもはやりだし、

かくいう私も、珍しく10月、11月と毎月高熱を出しましたし、

首を痛めた後、なかなか治癒しなかったり、

いやー、お恥ずかしながらヴァータ増悪著しすぎます...(涙)


増悪してしまったヴァータを鎮静するには、

温め、水分、油質の補給、栄養分の補給、休養

が原則です。

温かくして、栄養のあるものをしっかりとって、適度な油質を取り入れ、睡眠たっぷり。

また、風邪やインフルエンザなどに、スペシャルケアとして

おなじみの

 ターメリック塩をいれたお湯でのうがい後に
非加熱の蜂蜜(ターメリックを加えてもよい)をなめる

以外にも、ユーカリプタスの精油が殺菌にとても高い効果があるので、
お部屋にユーカリのアロマオイルを焚くのもおすすめです。

ヴァータで揺れ動く心の手当としては

瞑想やリラクゼーション、

そして今重要事項の決定はしない。

ということです。

今決めても、あとで気が変わる可能性大の時です。


師走にはいり、ますますバタバタ感がヴァータを乱しそうな予感なので、

皆さんもどうか、お気をつけ下さい。


さて、年末年始のSAHASRARA休業日は

 12/28〜1/5まで。

とさせていただきます。

すみません、今年はちょっと長めにお休みさせていただきます。

12月のご予約は、週末が満席ですが、平日にはまだ余裕がございます。


心身の充電をしっかりとして、年明けからまたフル稼働ですので、よろしくお願いします!



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