2013年12月14日土曜日

インドから戻りました。


一昨日無事にインド研修を終えて日本に帰国いたしました。



今回のケララ研修ツアーはお子さんを含めると22名という大所帯でしたが特に大きな問題もなく皆元気に研修やトリートメント、観光を楽しんで参りました。
伝統と由緒ある施設での1週間の研修は本当に素晴らしいものでした。 講義の様子は追々ご紹介していきたいと思います。

研修を終えて、私はトリシュールから車で4時間半かけて南下し、Kollamという街までいきました。
目的地はアンマのアシュラム、AMURITAPURIです。
アンマについて、詳しくはこちらで。。(アンマとは

何故AMURITAPURIへ行きたかったかというと、この7年間で色々な出来事を通じようやくアンマに会う準備ができた、と自分でも感じていたし、アシュラムへ行ったとしても一年の殆どを世界中巡っているアンマに会える機会はそうそうなく、今回訪問可能な日程はたったの2日間だったにもかかわらず、ちょうどアンマが戻ってきているという貴重な機会だったこと。

全てセッティングされていました。

アシュラム内での様子は撮影禁止のため写真がありませんが、世界中の修行者、ビジターが常時3000人程いるらしく、またアシュラム内には様々なショップや施設が整い、衣食住に困る事無く長期滞在が可能です。
私が滞在した部屋は8階で、部屋の窓からはバックウォーターとアラビア海の地平線まで見渡せる素晴らしい景観でした。
サンセット、サンライズは言葉にできない神々しい美しさ。。
アシュラムでは朝5時から深夜までバジャン(神に捧げる歌)やチャンティングがスピーカーから流れ、それはまるで異国の映画を見ているかのような不思議な感覚につつまれました。

私は今回24時間だけの滞在でしたが、睡眠時間は3時間でしたので20時間は満喫できました。20時間といっても、その1秒1秒が気づきの連続。
本当に素晴らしい体験をさせていただき感謝です。

夜明けまえから始まるプージャー(護摩たき)を見学しその後に振る舞われるチャイを頂きにいったところ、沢山の人が行列をなしていました。
人々はそれぞれの手にカップを持っていますが、アシュラム内にある小さなチャイカップだけでなく、大きなマグや1Lは入りそうなステンレスボトルを持っている人もいます。
見ていると、それぞれ大きさの違うカップになみなみとチャイが注がれています。
私だったら、こういう場面で「平等」という概念で、大きいカップの人にも小さなカップと同じだけを注ぐでしょう。
人に寄って、欲しい量が違います。ほんの少しだけ欲しいという人に過剰に上げる必要は無いし、沢山欲しい、という人には満たされるまで注いであげる。



今までの私には考えもしなかった「愛」の形をアンマは示してくれました。

帰国して3日目、あらためてアシュラムでの時間が私の中でずっしりと静かに語りかけてきています。

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